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可奈さん
第2章 ヤバイ展開

カチャ…
乾いた金属音が、俺とナナさんの視線がぶつかった辺りで何度もこだまする。
「このあとの予定って私でしょ」
えっ…
「あ、あの…」
ドキマギするという言葉の意味が今わかった俺は、二の句が継げないというフレーズに敬意を表しながら口をポカンと開け、ナナさんを見つめたままフリーズ。
俺はいつしかドアを背にして行き場を失っていた。
「触ってみる?」
俺の手首を掴んだナナさんがあいた左手で頬に触れてくる。
酒臭い吐息が唇を舐めた。
誘う女の余裕なのか、見つめてくる瞳はさっきよりも妖しく光り、俺の下半身を疼かせる。
「ウフッ…固まってるの?
かわいい…」
出た、嬉しくもない"かわいい"
ナナさんは拒否できるわけがない俺の手首を胸元に持っていき、手のひらを乳房の上に当てた。
「いいわよ」
乾いた金属音が、俺とナナさんの視線がぶつかった辺りで何度もこだまする。
「このあとの予定って私でしょ」
えっ…
「あ、あの…」
ドキマギするという言葉の意味が今わかった俺は、二の句が継げないというフレーズに敬意を表しながら口をポカンと開け、ナナさんを見つめたままフリーズ。
俺はいつしかドアを背にして行き場を失っていた。
「触ってみる?」
俺の手首を掴んだナナさんがあいた左手で頬に触れてくる。
酒臭い吐息が唇を舐めた。
誘う女の余裕なのか、見つめてくる瞳はさっきよりも妖しく光り、俺の下半身を疼かせる。
「ウフッ…固まってるの?
かわいい…」
出た、嬉しくもない"かわいい"
ナナさんは拒否できるわけがない俺の手首を胸元に持っていき、手のひらを乳房の上に当てた。
「いいわよ」

