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可奈さん
第14章 可奈さん
『ほら覚えてるだろ、カラオケで一緒だった葉月ちゃんの友達2人。あれからよく飲みに行ってんだよ、今日はノブも一緒。あとは、えーと、あれだ、あの子……ま、いっか』

「なんだよそのもったいぶった言い方は」

『あ、そうそうノブのやつ、ナナさんにふられて落ち込んでるから、残念会も兼ねてるんだ』

「ノブふられたの?
そうか……。で、なんだよさっきのあの子って」

『ユミちゃん』

「え、ユミ?
あぁ、彼氏ときてるのか」


俺は、コンビニで見かけた男を思い出した。


『は、何言ってんの?
彼女はずっと1人だったぞ。葉月ちゃんが誘う度に断ってはいたけど。でも、好きだった男に彼女ができたらしくてさ、それでやっと参加したんだ。……お前の事だろ』

「え……俺は、その…」


ユミはなんであんな嘘を。
彼女は、一目見て年上だと分かる可奈さんに驚きもせず、それどころか「がんばってね」と言った。


──アタシも彼氏できたんだよ、ほら、あの人


どゆこと?


『ユミちゃんとノブ、なかなかいい雰囲気なんだよ、上手くいくかもな』




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