この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可奈さん
第6章 風
タイミングよく青になる信号を抜け、愛車を飛ばす。

ガソリン満タン絶好調!

結婚して車を買った先輩から破格の値段で譲り受けたコイツは、アメリカンタイプで乗り心地もいい。可奈さんも大丈夫だと思う。

以前乗っていた古いビラ-ゴの250ccに比べたら断然速いし力もある。
第一気持ちに余裕が持てる。
排気量の違いを身体で感じ、俺は悠々と交差点を左に折れて道の端にバイクを停めた。


「もしもし、可奈さん、拓也です。今、着いたんですけど…。バルコニーから顔を出せますか?」

「拓也さん?早かったのね、待ってて、今、降りるわ」

「あのう、天気もいいし予定変更です、とにかく窓から顔を出してみてください」

「わかった、ちょっと待ってて」


俺はメットを脱いで3階を見上げた。


「え…た、拓也さんなの?」


携帯を耳にあてた可奈さんの顔が見えた。


「可奈さん、バイクに乗った事ありますか?」



/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ