この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
可奈さん
第6章 風
「こ、こんにちは」

「こんにちは。
ねぇ、こんな恰好でいい?」

「い、いいです、バッチリです」

「よかったー」


ショトヘアの前髪をふわふわと風が揺らす。


「あ、このメット、被ってみてください。あごひもを調節しないと」

「わー、ヘルメットなんて初めて」

「走っても外れないようにきちっと止めてくださいね」

「はい」


白にしてよかった。可奈さんにはやっぱ白だよな。


「できた」


カチッと音がしてシールドを上げた可奈さんが笑う。
それから肩にかけていたバッグのショルダーストラップを左右に分けて背中に背負った。


「この方がいいよね」

「そうですね。
それじゃあ、乗りますか」


メットを被りシートに座る。


「可奈さん、そのステップに左足を乗っけてからシートに跨がってください」

「え、バイク倒れない?」

「ちゃんと支えてます。あ、俺の肩持って」




/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ