この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遠回りしたけど
第8章 大事にされるって



「ばっ、馬鹿じゃないの!
 なにそれ、急に何言ってんの、なお」

「馬鹿って何よ!
 大輝が言わせたんじゃない!」

「だって、そんな意味だなんて思ってなかったし!」

「じゃあ、どんな意味だと思ってたの?」

「えっ!?」


大輝は少しだけ驚いたような声を上げると
わたしから視線を逸らした。


「まだ・・・から・・・」

「え?」

「だからー!まだ俺だけ寝てたから
 昨日の今日で・・・よく眠れるなーとか
 緊張してないのかなとか
 思ってんのかなって思ったの・・・!」


大輝はそう言うと、抱きしめていた腕に
ぐっと力を込めてわたしを抱き寄せた。


「緊張してて・・・昨日寝れなかったっつーの・・・」


恥ずかしそうに白状する大輝が
すごく、すごく、かわいくて
くすりと少しだけ笑ってしまった。



/141ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ