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遠回りしたけど
第2章 再会したくなかった
「よく家わかったじゃん」
「そこでなおさんに会って、教えてもらったんだよ」
え・・・?
「そうだったんだ。まあ上がれよ」
忍は何も知らないから、すごく嬉しそうで
わたしはそのまま自分の部屋に入った。
隣の部屋から、忍と大輝の笑い声が聞こえてきて
漫画を読もうにも、宿題をするにも
全く集中できないでいた。
大輝は夕飯前には帰って行って
忍は夕飯を食べながら、今日大輝と話したこととか
自分の通う学校であったことなんかを話していた。
【第2章 END】