この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
遠回りしたけど
第6章 お買い物
「え、え、えっとさ大輝!
冷蔵庫、み、見ても・・・いい?」
「あ、ど、どうぞ」
大輝の部屋に荷物を置くと、キッチンに向かった。
大きな冷蔵庫を開けると、いろんな物が入っていたけど
作れるレパートリーが少ないわたしには
こんなにいっぱいあっても使い方がわからない物とかも入っていた。
でも野菜室は空っぽだったし、卵もなかったから
「大輝、スーパー行ってきていい?」
そう言うと、
「お、俺も行くっ!」
って一緒に行くことになった。
駐輪場で自転車の鍵を差し込もうとすると
「歩いて・・・行かねぇ?」
と言うから、大輝の後ろについていった。