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Could you walk on the water ?
第7章 強要ストリップ
ハイヒールを履いた人妻は、濃紺色のブラ、そしてショーツだけの姿になった。

耐えきれない風にステージ上で両腕をクロスさせ、豊かな胸元を隠している。

「奥さん、おっぱいが見えないぜ!」

「こっちは金払ってんだ! 見せてくれよ、巨乳を!」

周囲の労働者たちが、壇上の人妻を追い込むように叫ぶ。

「奥さん、白石さんもいらっしゃってますよ、今夜は」

すぐそばの堀内が、沙織にそう声をかけた。

その言葉に屈するように、人妻はゆっくりと腕を解く。

そして、男たちを挑発するように、両腕を頭上に乗せる。

顔を歪め、唇を噛む人妻。

ブラに包まれた人妻の美乳が、そこに盛り上がっている。

妻の乳房に会場中の男どもの視線が集中することを、大介は感じる。

「いい体だねえ、奥さん。さあ、今夜のラッキーさんはどなたかねえ」

誰かがそんな風に叫ぶと、食堂中がどっと沸いた。

大介は、闇に溶け込みながら、そこからの展開を読むことができなかった。

妻はまさか、毎晩このような仕打ちを与えられているというのか・・・・・

これじゃまるで、自分の体を売っているようなものだ・・・・・・・

堀内に対する激しい怒り。

だが、大介の体奥にはそれに匹敵するほどの、別の情念が湧き上がっていた。

豊岡に陵辱されそうになった妻を見たときに感じたのと、同じ情念だった。

大介は、今、屈折した興奮を感じていた。

壇上で性的にいじめられる妻に対する興奮が、大介を飲み込もうとしている。

司会の男は、いつしか紙袋を手にしていた。

その中から1枚の紙片を取り出し、そしてそれを読み上げた。

「今夜のラッキーさんは山崎さん、山崎誠さんです! どうぞ!」

その瞬間、大介がそれまで会話を交わしていた老年の作業員が立ち上がった。

「いいんかい、わしで?」

彼が50をとうに過ぎているらしいことに、大介は改めて気づいた。

司会の男に促されるまま、山崎という労働者が壇上に登った。

先刻のような拍手や歓声はない。

その代りに、食堂中を妙に濃厚な雰囲気が漂い始めている。

妻の身に、何かが起こる・・・・・・・・・。

大介はそれを感じざるを得なかった。
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