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Could you walk on the water ?
第7章 強要ストリップ
「奥さん、それを舐めてくださいよ」

そう指示したのは、ステージ下にいる堀内だった。

ひざまずいた沙織は、本当に犯されたかのように、ハアハアと息を乱している。

照明は、ステージ上だけを再び煌々と照らし出している。

白く汚れた人妻の頬が、凌辱的にそこに浮かび上がる。

「さあ、早くしなさい」

堀内の厳しい言葉に、人妻はそれ以上拒絶する意志を放棄した。

瞳を閉じたまま、沙織は山崎の精液に舌を伸ばし、色っぽい仕草で舐めた。

沙織・・・・・・・・、すまん・・・・・・・・・・・・・・

一部始終を目撃した大介は、屈辱の仕打ちを強いられた妻に言葉がなかった。

リストラされ、行き詰った夫が、このような陵辱行為を妻に強要しているのだ。

俺さえしっかりしていたなら・・・・・・・・・・・。

理性的なそんな言葉を、大介は必死に胸のうちに浮かべようとしていた。

自分自身の下半身の濃厚な変化を忘れるためにも、大介は自分を激しく責めた。

「白石さん、どうですか、うちのスタッフは」

堀内は、食堂中に響くように、隣に座る役人に声をかけた。

「こんな田舎でこれほどの女性に巡り合えるとは。さすが、堀内さんですな」

「どうですか、この後、彼女にお背中でも流させますが」

堀内の言葉に、大介は思わず身を堅くした。

「そうですなあ。ここまで来るのに汗をかいたのも事実ですが」

「彼女にたっぷりと個人サービスをさせますよ」

白石は目の前のビールを舐めながら人妻の姿を見つめ、堀内に告げた。

「次回にしましょうか。たっぷりと奥さんにお相手してもらいたいですからな」

舞台の上で微動だにせず、人妻はその言葉を背中で聞いているようだった。

「絶対にそんなことはさせない・・・・・・・」 

大介は、テーブルの下でただ拳を力強く握りしめていた。
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