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Could you walk on the water ?
第11章 夫の目の前で
「いい脚だ・・・・・・・、ほれぼれする・・・・・・・・・・」

きつくそこを閉じる人妻は、容易に男の指先の侵入を許さない。

男もまた、無理にそこをこじあけようとはしない。

「奥さん、ご主人がどうなってもいいんですか・・・・・」

「・・・・・」

「場合によっては刑務所行きですよ・・・・・・・・」

堀内の脅迫に、人妻はその表情に困惑の色を浮かべていく。

「奥様の今夜のお覚悟次第、といったはずだ・・・・・」

男の言葉に、沙織は大介を見つめた。

大介は言葉を発することができない。

しばらくの沈黙の後、沙織は覚悟を決めたように口を開いた。

「嘘はないんですね、堀内さん、その言葉に・・・・・・・・・・」

「勿論ですよ、奥さん」

なおも沈思を続けた人妻が、やがて口を開く。

「わかりました・・・・、私なんかで許してくれるというのであれば・・・・・」

「奥さんしかこの役目は果たせないんですよ」

堀内がささやきながら、再び沙織の顎をとる。

「沙織・・・・・・・・」 

ダイニングにいる大介の苦悶の声を無視し、堀内が癒すような優しげなタッチで、そっと唇を人妻に重ねた。

人妻は遂にそれを受け入れた。

ソファの上で肢体を密着させながら、男女がキスを交わし始めた。

何度も唇を軽くタッチするだけという仕草から、やがて、男は唇を開き、女のそれを丹念に吸い始める。

男の指示に従うままに、人妻は唇を素直に開き、舌先を慣れぬ様子ながら、やがて彼に差し出していく。

人妻の濡れた舌先を弄びながら、男はその右手でシャツ越しに女の胸のふくらみをそっと撫でる。

「いけませんっ・・・・・・・・・」

瞳を閉じた人妻が、かすかな吐息を初めて漏らす。

次第に荒々しい接吻に転化し、2人は息を乱しながら激しく唇を吸いあっていく。

男の左手がきつく人妻の肢体を抱きしめていく。

人妻もまた、どうしようもない雰囲気でその腕を男の肉体に伸ばす。

男の唇が人妻の首筋に達したとき、苦しげなトーンで沙織が懇願の声を漏らした。

「堀内さん、ここじゃいや・・・・・・、主人が見ています・・・・・・・」

人妻の白いシャツが、僅かに乱れ始めている。
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