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第13章 絶頂

「ああっ、奥さん・・・・、中で出すぞ・・・・・・」

遂に屈服を示した人妻の腿裏を強く抑え込み、男はその裸体を屈曲させる。

美尻が浮くほどに真上から人妻を抑えこみ、男は最後の突きを何度か与えた。　

「ほらっ・・・・、奥さん、どうだ・・・・・・」

「あっ！・・・・・・・、あっ！・・・・・・・・・」　

「奥さん・・・・、イきそうだろう・・・・・」

人妻は、震える声で、胸のうちを征服者に告白した。

「ああっ・・・・、あっ・・・・・、ああっ、イきそう・・・・・・」

行為の最後、男は根元までそれを埋めたままの状態を維持し、人妻の陰唇をぐいぐいと押した。

それが得も言われぬ快感に転化し、人妻に極限までの悦楽を与えた。

「イクっ・・・・、ああっ、早くイかせてっ・・・・・・・・・」

妻の懇願の言葉が、大介の胸に深く突き刺さった。

「教えるんだ、奥さん・・・・、大介よりいいだろう・・・・・・」

大介は確かに見た。

男が最後に放った質問に、僅かに頷くような仕草を見せた妻の姿を。

そして、人妻は最後の告白を漏らした。

「ああっ・・・・・、ああっ、イクっ・・・・・・・・・」

満たされた陵辱者は、絶頂の言葉を漏らした人妻に全てを与えた。

どくっ・・・・、どくっ・・・・、どくっ・・・・・

己のそれを人妻の最奥にまで到達させたまま、汗にまみれた堀内は大量のスペルマをそこで放出した。

人妻の膣壁が激しく収縮し、男を強く締め付け、その液体を最後まで絞り上げた。

ハアハアハア・・・・・

互いの秘所を交接したまま、２人は意識を失ったように抱き合い続けた。

汗と愛液でシーツがぐっしょりと濡れ、男女の裸体がなまめかしく光っている。

「奥さん・・・・、最高だったよ・・・・・・」

息を荒げたまま、堀内はそうささやきながら、人妻の唇にキスを与えた。

沙織が言葉を発することはなかった。

３９年間、一度も知ることのなかった悦びを遂に与えられたことに満たされるように、人妻の裸体は紅く染まり、たっぷりとした湿り気を漂わせていた。

沙織・・・・・、お前、こんな男に・・・・・・・・・

夫が困惑しているのは、しかし、目撃した妻の行為だけではなかった。

己のトランクスの中が、これ以上ないほどにぐっしょりと濡れていることに、大介が気づかぬはずがなかった。