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誘淫接続
第1章 第九の接続
あの時――
麻琴は採寸だけで、濡れた。
自分の身体を責める道具を作ってもらうために、自分の手で性器の周囲を採寸しているのだ。
――あたし、何でこんなことしてるんだろう……
そう思いながら、麻琴は股間に糸を張った。
測っているうちに、花弁から漏れ出た牝のしずくが糸に垂れ落ち――からまり――したたった。
蜘蛛の糸に落ちてきた水滴が、ゆっくり伝い流れ、落ちて乾いた地面に吸い取られるように――。
その光景を麻琴は今も鮮明に憶えている。
糸にからまった麻琴のしずくが、部屋の照明を反射させ、光沢を帯びる様子が、とてつもなく卑猥に見えた。
そうして麻琴は採寸した糸を、貞操帯を受け取ったのと同じサービスを使って『ご主人様』に送った。
その糸の中には、自分の愛液をたっぷりと吸い込んだものもあるということに、麻琴は欲情した。
今、麻琴が自分で採寸して、麻琴の身体のために作られた貞操帯で、『ご主人様』の遠隔操作によって、肉芽に強烈な刺激を加えられている。
文字でしか会話を交わしたことのない素性の知らない男に、リモコンに操られている機械のように自分の身体をもてあそばれている。
そう考えるだけで、牝の肉芽に与えられている苦痛がだんだんと甘美な電流を帯びてくる。
麻琴は、心おきなく自分の心身を虚構の中にどっぷりと浸した。
「うああぁぁぁ……もっと、いじめて! かはっ、もっ、もっと……あはっ、あぁぁ……いじめて!!」
麻琴はせきを切ったように言葉を吐き出した。
麻琴は採寸だけで、濡れた。
自分の身体を責める道具を作ってもらうために、自分の手で性器の周囲を採寸しているのだ。
――あたし、何でこんなことしてるんだろう……
そう思いながら、麻琴は股間に糸を張った。
測っているうちに、花弁から漏れ出た牝のしずくが糸に垂れ落ち――からまり――したたった。
蜘蛛の糸に落ちてきた水滴が、ゆっくり伝い流れ、落ちて乾いた地面に吸い取られるように――。
その光景を麻琴は今も鮮明に憶えている。
糸にからまった麻琴のしずくが、部屋の照明を反射させ、光沢を帯びる様子が、とてつもなく卑猥に見えた。
そうして麻琴は採寸した糸を、貞操帯を受け取ったのと同じサービスを使って『ご主人様』に送った。
その糸の中には、自分の愛液をたっぷりと吸い込んだものもあるということに、麻琴は欲情した。
今、麻琴が自分で採寸して、麻琴の身体のために作られた貞操帯で、『ご主人様』の遠隔操作によって、肉芽に強烈な刺激を加えられている。
文字でしか会話を交わしたことのない素性の知らない男に、リモコンに操られている機械のように自分の身体をもてあそばれている。
そう考えるだけで、牝の肉芽に与えられている苦痛がだんだんと甘美な電流を帯びてくる。
麻琴は、心おきなく自分の心身を虚構の中にどっぷりと浸した。
「うああぁぁぁ……もっと、いじめて! かはっ、もっ、もっと……あはっ、あぁぁ……いじめて!!」
麻琴はせきを切ったように言葉を吐き出した。