この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
誘淫接続
第1章 第九の接続

(2)

 > そのまま警官に家まで送ってもらったのか?
 > はい・・・マンショんのの厳寒まで
 > 途中で2回もイキながら?
 > はい・・でも気っいてないとおもいま
 > 気づいてても知らんふりするに決まってるだろ

 スマホのチャットアプリの画面に、会話の文字が流れている。
 まともに文字が打てない。
 次々と誤字脱字のまま送信してしまう。

 照明がすべて消され、テーブルの上の紅い蝋燭だけが妖しく灯りを放つワンルームの部屋のベッドの上で、麻琴は横に寝転び切なげに全身をくねらせながら、ほのかに光るスマホ画面を震える手で操作している。

 下半身の衣類は全て脱ぎ捨てられているが、麻琴の股間はむき出しではなく、まだそこを覆っているものがあった。
 ショーツのような形をした、妖しく濡れた光沢を放つ紅いラバーだ。

 そのラバーは麻琴の下腹や尻の肉を締めつけるようにしっかり喰い込み、側面に縦に入っているファスナーの留め具には小さな南京錠がはめられている。
 が、その南京錠には鍵穴がない。
 ファスナー近くからはコードが伸び、先端に小さなアルミの箱がついている。

 股間の真ん中あたりにはごく小さな穴が空いていて、そこからはぬめぬめとした汁があふれ出てラバーとシーツを汚していた。
 麻琴の脚が曲がったり伸びたりするたびに起こるシーツをこする音に混じって、ごく小さなモーター音が聞こえてくる。

 > いきそうです

 麻琴はほどけた長い髪を乱れさせたまま、ずれた眼鏡の奥で瞳を潤ませ、声を我慢する代わりに熱い息を小刻みに吐き出しながら、なんとかその六文字を送信した。
/109ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ