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誘淫接続
第1章 第九の接続
だから、この男の指示や命令などに従う義務など、全くない。
しかし虚構の中で相手の思うがままもてあそばれることが、麻琴の子宮と脳髄に大きな刺激を与えていた。
『ご主人様』に責められる時だけ、部屋の照明をすべて消してわざわざ紅い蝋燭に妖しく火を灯すのも、自身の情欲をさらにあおり立てるためだった。
部屋に満ちるじんわりと溶けゆく蝋の匂いは――淫具という焔で麻琴の身体が溶けゆく匂いのようだ。
外では絶対に見せない、いや、見せられない、隠しておきたい、欲に溺れた牝の顔で麻琴は文字を打つ。
> ご主人さま・・いかせてください
「……はあっ……はあっ……」
麻琴の半開きの唇から、切なげでさらに熱を帯びた息が漏れる。
> だめだ。我慢しろ
> そんな・・・
何度も何度も破裂寸前まで追い込まれた牝の芯は、麻琴の身体を内側から中途半端にかきむしる。
苦しい。
勝手に腰がひくつき、脚が激しく曲げ伸ばしを繰り返す。
それにつられて起こるニ穴に詰まった異物のちょっとした動きでも、麻琴は絶頂しそうなほど追い詰められていた。
> 俺が許可するまで勝手にイクな
そんな言葉に従わず勝手に絶頂を迎えたって、相手には分からない。
だから、黙って快楽を貪ったって構わないのだ。
麻琴の自由だ。
それでも――
それでも、麻琴は耐えた。
虚構の中で、理不尽な境遇におとし入れられることに、心底溺れていた。
再び、麻琴の脚が勝手に動いたその時――
「あっ……!」
限界を迎えつつあった麻琴の牝の芯が、一気に破裂した。
しかし虚構の中で相手の思うがままもてあそばれることが、麻琴の子宮と脳髄に大きな刺激を与えていた。
『ご主人様』に責められる時だけ、部屋の照明をすべて消してわざわざ紅い蝋燭に妖しく火を灯すのも、自身の情欲をさらにあおり立てるためだった。
部屋に満ちるじんわりと溶けゆく蝋の匂いは――淫具という焔で麻琴の身体が溶けゆく匂いのようだ。
外では絶対に見せない、いや、見せられない、隠しておきたい、欲に溺れた牝の顔で麻琴は文字を打つ。
> ご主人さま・・いかせてください
「……はあっ……はあっ……」
麻琴の半開きの唇から、切なげでさらに熱を帯びた息が漏れる。
> だめだ。我慢しろ
> そんな・・・
何度も何度も破裂寸前まで追い込まれた牝の芯は、麻琴の身体を内側から中途半端にかきむしる。
苦しい。
勝手に腰がひくつき、脚が激しく曲げ伸ばしを繰り返す。
それにつられて起こるニ穴に詰まった異物のちょっとした動きでも、麻琴は絶頂しそうなほど追い詰められていた。
> 俺が許可するまで勝手にイクな
そんな言葉に従わず勝手に絶頂を迎えたって、相手には分からない。
だから、黙って快楽を貪ったって構わないのだ。
麻琴の自由だ。
それでも――
それでも、麻琴は耐えた。
虚構の中で、理不尽な境遇におとし入れられることに、心底溺れていた。
再び、麻琴の脚が勝手に動いたその時――
「あっ……!」
限界を迎えつつあった麻琴の牝の芯が、一気に破裂した。