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誘淫接続
第1章 第九の接続
麻琴の身体を貫いた悦楽の衝撃は、強烈だった。
「かはっ……! あうぅっ……! んあっ……!」
しばらくの間、意識は飛び、麻琴はうつろな目で全身を小刻みに震わせていた。
――す……ごい……
――きも、きも、きもち、いい……
もうろうとした甘ったるい濁流の中から徐々に抜け出し、意識がはっきりしてくると麻琴はスマホの画面を見た。
いつの間にか『ご主人様』からのメッセージが何行にも渡って画面を埋めていた。
> 返事がないということは勝手にイったな、マキ?
一番最後の行には、そう記されていた。
『マキ』というのは、本名を少し変えて付けたSNS上での麻琴の名前だ。
麻琴は、返信した。
> はい・・・
その瞬間、麻琴のクリトリスに強烈な刺激が走った。
貞操帯の中にある、肉芽を包むように挟んでいる二つの突起が締まったのだ。
「あっ……がっ……! いぎ……っ……!」
指で強くつぶされるような感覚が、麻琴の肉芽を襲う。
貞操帯を通して、麻琴の肉芽は『ご主人様』の指でひねられている――。
麻琴はベッドの上で、震える身体を右へ左へと転がせた。
> 勝手にイってもいいと言ったか俺が?
> こめんなさいゆるしてくどさい
痛みが、またも正確な文字の入力を妨げる。
麻琴がつけている貞操帯は、ただの貞操帯ではなかった。
市販品ではない。
画面の向こうの『ご主人様』――彼自身が作り上げたものだ。
麻琴のもとへは、メールアカウントを指定するだけでお互いの素性を伏せたまま、相手の住所に送ることのできるサービスを利用して届けられた。
「かはっ……! あうぅっ……! んあっ……!」
しばらくの間、意識は飛び、麻琴はうつろな目で全身を小刻みに震わせていた。
――す……ごい……
――きも、きも、きもち、いい……
もうろうとした甘ったるい濁流の中から徐々に抜け出し、意識がはっきりしてくると麻琴はスマホの画面を見た。
いつの間にか『ご主人様』からのメッセージが何行にも渡って画面を埋めていた。
> 返事がないということは勝手にイったな、マキ?
一番最後の行には、そう記されていた。
『マキ』というのは、本名を少し変えて付けたSNS上での麻琴の名前だ。
麻琴は、返信した。
> はい・・・
その瞬間、麻琴のクリトリスに強烈な刺激が走った。
貞操帯の中にある、肉芽を包むように挟んでいる二つの突起が締まったのだ。
「あっ……がっ……! いぎ……っ……!」
指で強くつぶされるような感覚が、麻琴の肉芽を襲う。
貞操帯を通して、麻琴の肉芽は『ご主人様』の指でひねられている――。
麻琴はベッドの上で、震える身体を右へ左へと転がせた。
> 勝手にイってもいいと言ったか俺が?
> こめんなさいゆるしてくどさい
痛みが、またも正確な文字の入力を妨げる。
麻琴がつけている貞操帯は、ただの貞操帯ではなかった。
市販品ではない。
画面の向こうの『ご主人様』――彼自身が作り上げたものだ。
麻琴のもとへは、メールアカウントを指定するだけでお互いの素性を伏せたまま、相手の住所に送ることのできるサービスを利用して届けられた。