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誘淫接続
第7章 解除
レストランなどが『休める場所』とは思えない。あるいはカフェにでも入ってしばらく座ろうという意味なのだろうか。
それとも、いきなりホテルにでも連れ込むつもりだろうか。
――もう、それでもいいかな……
が、脱がされでもすれば貞操帯を見られてしまう。
しかも、動いている。
何とかして貞操帯を外すことはできないだろうか。
――……。
――私、何考えてんだろ……。
麻琴は、また自分に嫌気が差した。
冷静に慌てることなく、麻琴の体を気づかって引っ張ってくれる隆一が頼もしく見える。
いっそのこと、隆一に自分の気持ちを伝えて、『ご主人様』のこと、性癖のことも全部さらけ出して、翠から助けてもらおうか。
隆一が麻琴の全てを受け入れてくれれば、翠にばらされる心配はしなくていいことになる。
しかしそうなれば翠は、腹いせに麻琴の秘密を教室のスタッフや受講生に、あるいはネット上にばらまくかも知れない。
さっきの駅での翠の様子だと、そんなこともやりかねない。
しかしそれも、隆一なら平然と防いでしてくれそうな気がした。
それでも――
やはり言えない。
言えるはずがない――。
道行く人々は肌寒そうな様子で歩いているのに、麻琴は全く寒さを感じなかった。
熱い。
不意に、膣の責め具が子宮口を突いた。
麻琴の足がもつれる。
とっさに隆一がしっかりと抱えてくれたおかげで、転ばずに済んだ。
――あ……あっ……
それでも、腹の奥から突き上げてくるような甘いしびれは力を増すばかりだ。
このままではまた、いずれ限界がくる。
それとも、いきなりホテルにでも連れ込むつもりだろうか。
――もう、それでもいいかな……
が、脱がされでもすれば貞操帯を見られてしまう。
しかも、動いている。
何とかして貞操帯を外すことはできないだろうか。
――……。
――私、何考えてんだろ……。
麻琴は、また自分に嫌気が差した。
冷静に慌てることなく、麻琴の体を気づかって引っ張ってくれる隆一が頼もしく見える。
いっそのこと、隆一に自分の気持ちを伝えて、『ご主人様』のこと、性癖のことも全部さらけ出して、翠から助けてもらおうか。
隆一が麻琴の全てを受け入れてくれれば、翠にばらされる心配はしなくていいことになる。
しかしそうなれば翠は、腹いせに麻琴の秘密を教室のスタッフや受講生に、あるいはネット上にばらまくかも知れない。
さっきの駅での翠の様子だと、そんなこともやりかねない。
しかしそれも、隆一なら平然と防いでしてくれそうな気がした。
それでも――
やはり言えない。
言えるはずがない――。
道行く人々は肌寒そうな様子で歩いているのに、麻琴は全く寒さを感じなかった。
熱い。
不意に、膣の責め具が子宮口を突いた。
麻琴の足がもつれる。
とっさに隆一がしっかりと抱えてくれたおかげで、転ばずに済んだ。
――あ……あっ……
それでも、腹の奥から突き上げてくるような甘いしびれは力を増すばかりだ。
このままではまた、いずれ限界がくる。