この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あたしの王子、俺だけの姫
第6章 年末


31日、ホテルの部屋。


「コータ....レストランでの食事、本当に美味しかった。ありがとうね」


食事を終えて部屋に戻るとソファーへダイブするようにもたれ掛かるのは有希。


「気に入ってくれたならそれで良いよ。....あ、なにか飲む?」


キッチンへ回り、お湯が沸いているか確認する。


「え?いいよ。もうお腹いっぱいだもん」


「そう?」


遠慮しているのか、お腹をさすりながら答える有希。
一応、温かい飲み物を用意しようと動く。


「あ~幸せすぎ。このまままったりしていると今まで身に付けた知識飛んじゃいそう....」


『参考書....見たくなった』


思い腰をあげるようにゆっくりと立ち上がりチェストに置いた鞄まで歩いていく有希。


「今日と明日は勉強しないって約束でしょ?少しは休ませないと、試験当日倒れちゃうよ?」


キッチンから声をかけても鞄のなかをガサゴソと探しているから俺も傍に行きその手を止める。


「参考書も大切。だげど、今日は俺の方がもっと大切....でしょ?」


「コータ....」


有希が振り向いたと同時に触れるだけのキスをする。


/262ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ