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あたしの王子、俺だけの姫
第6章 年末


チャポン――――――――

「ん~....」


「有希?起きた?」


湯船に浸かる俺の腕のなかで気持ち良さそうに寝ていた有希が身動ぐ。


「....コータ、ここ....どこ?いま、何時?」


「お風呂だよ。有希が寝てたから、俺が洗ってさっき湯船に浸かったところ。で、今は....」


バスルームに備え付けの時計を見る。


「11時回ったね....」


「え?そうなの?もう今年が終わっちゃうじゃん!」


時間を聞いたとたん目が覚めたのが有希が俺の腕の中から抜ける。
だけど、俺が離すと思ってるの?
有希の腕を引き、また自分の胸に抱き寄せる。


「有希の身体、柔らかい」


「....太ったって言いたいわけ?」


女性らしい身体のラインを褒めたつもりが有希には伝わらず、眉間に皺が入った。


「違うよ。ほら、俺にはないだろ?こんなにも柔らかい肌は」


言いながら、有希の胸や腿を撫でていく。
有希の胸は本当に気持ちがいい。ずっと触れていたい....いや、揉んでいたいな。


左右の膨らみを捏ねるように、尖り出した先端は少し摘まみ、擦り、有希の声を引き出す。
喘ぎながら次第に身体が小さくなる有希に耳元で囁くと頬を赤くしながら頷いた。




何て言ったかというと....


『有希を抱くのはベッドに行ってからでもいい?』


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