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あたしの王子、俺だけの姫
第6章 年末
花火が連続で打ち上げられる。
もうそろそろ終わりなのかも。
『綺麗....』有希がそう言いながら俺に凭れ掛かってきた。
俺の背に腕を回しキュッと抱きついてきた。
たったそれだけなのに、愛おしい。
「有希....」
頭を撫でながら呼び掛けても、有希は最後の花火を堪能してる。俺も有希を抱き締めて空を見上げる。
一際大きな花火が上がって、また今までのような静かな暗い夜空が戻ってきた。
「コータ、ありがと」
月明かりに照らされる有希はまた良いもので....有希の中で静かにしていた俺のはまた暴れだした。
下から突き上げ有希の身体が上下に揺れ出す。一緒に揺れる膨らみをもっと見ていたいが、有希の顔を見るには....