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第7章 卒業

そんな楽しい２月が終ると....
あたしの卒業式の日。


今日の天気は晴れ。
袖を通しているこの制服も今日で着納め。


姿見でチェック。
ここで気を付けないといけないことがあるので....入念に。


卒業式の練習日、久しぶりに登校したら亜季にトイレにつれていかれた。


『有希....気づいてないでしょ？ソレ』


『え？何が....』


指を差された場所を鏡で見ると....
コータのつけた痕がくっきり。それも２つ。


『....どうしよう』


『どうしようも応急処置するから襟元緩めて。ファンデ塗るから、シャツに付かないように....』


と、こんなことがありました。