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あたしの王子、俺だけの姫
第7章 卒業


「あ、コータ。保護者席は此処だよ」


そう言って顔を上げれば頬に柔らかな感触。すぐに唇にも感じたからあたしの動きは止まる。
ぼやけた視界にコータの顔が現れたら....
離れたところで『キヤーッ』って言う声が聞こえた。


「わかった....。有希は1度、教室へ行くんだろう?じゃあ、後でな」


あたしの頭をポンポンして、コータは体育館へと向かっていった。
しばらく動かず、ボーッとコータの後ろ姿を見ていたら....


「ちょっと有希!何してんの?」


亜季があたしの腕を掴んできた。


「あ....うん、ごめん。遅れちゃうよね....」


「遅れるよりも....今の、目立ったからね?覚悟しなよ?」


足早に下駄箱へ向かうあたしに、亜季の一言は効いた....。


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