この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あたしの王子、俺だけの姫
第8章 抱擁


車を降りたらコータに手を繋がれて引っ張られるように早足で玄関まで歩く。
鍵は既に手の中にあるから、後は鍵穴に差し込むだけ........


と、その時。
コータのスマホが着信音を鳴らした。
メールかと思ってコータは確認するけれど、あたしの手は離さない。


どうやら電話のようで、コータが対応すると段々と眉間に皺が入っていく。
トラブルでも起きたかな?
なんて繋がれた手を見ていたら大きなため息が聞こえた。


『有希....ごめん。会社に行かないと....取引相手が急に来日したって連絡。担当が俺だから顔を出さないわけにはいかなくって....』


怒っているのか悲しんでいるのか....どっちとも取れる顔をして、コータはあたしの肩におでこを乗せてきた。


/262ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ