この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あたしの王子、俺だけの姫
第2章 愛情


「え?いいの?」


「有希の方が話したいんじゃないの?」


「うっ....当たりですぅ」


「じゃ、終わったら連絡して?あたし達、美術室行ってくるから」


え?美術室?あんずはわかるけど....
すみれ、部活違うじゃん?
帰宅部でしょ?


「あの部屋からグランドがよく見えるのよ。特にサッカー部がね」


『じゃ~ね~』


二人はさっさと教室をあとにした。
サッカー部ねぇ....誰だろう?


「さて、あたしも部活に行きますかね」


鞄を肩にかけてあたしも教室を出る。


「おう、お前もこれから部活?」


声を掛けてきたのは幼馴染み....みたいなヤツ。
木戸祥平(きど しょうへい)。


「なによ、あんたもそうなんでしょ?ほら、急ごうよ。体育館まで競争する?」


「廊下は走っちゃダメなんだぜ?」


「そんなこと、わかってるよ!キャプテンは細かいところまでうるさいと後輩から文句出るよ?」


「なに言ってんだよ。キャプテンだからうるさく言うんだろ?ほれ、さっさと歩く!」


「もう、叩くな!」

「ちょっと叩いて背を低くしてやろうとする親心だよ」


「なによ!減らず口!」


中高一緒のバスケ部だからかな。
木戸と話してるのは楽しい。


アイツ....コータとも、木戸みたいに楽しく過ごせるようになるのかな....




/262ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ