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あたしの王子、俺だけの姫
第2章 愛情
「お疲れさまでした!」
体を動かすって、やっぱりいいね!
今朝のすったもんだ、この時のあたしすっかり頭の中から消えてました。
だから、チームメイトに見つかったんだと思う。
片付けも終わって更衣室でのこと。
「ちょっと有希!あんたなにつけてんの?」
右隣にいたバスケ部内で一番の仲良し亜季がシャツを脱いだあたしの肩を鷲掴みしてきた。
「は?何って、なによ?」
その会話を聞いていた反対側で着替えていた梢まで
「あ~ほんとだぁ~。有希ちゃん彼氏いなかったのに、怪しい!」
二人してあたしの身体を見つめてる。
「説明してもらいましょうかね?え?有希さんよ!」