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あたしの王子、俺だけの姫
第3章 進展
そんな贅沢をさせてもらっている今日は土曜日。
天気もいいので朝6時から洗濯物と格闘。
もうすぐ夏休みだし。シーツとか洗いたいし、すみれとあんずと亜季と梢が泊まりに来るし?
さて、自分のものは終わったので今度はコータのものに取り掛かろうかね。
コータの寝室をノックして、ドアの外で声をかけてみる。
「コータ、起きてる?洗濯物あったらちょうだい」
「ん~?ドア開けていいよ~」
許可が出たので『お邪魔します』とドアを開ける。
と、ハーフパンツに上半身裸のコータがいた。
「き、着替えてるならそう言ってよね!」
男の人の裸なんて見ないからドキッとしちゃうよ。
やられた!って感じ。慌てて部屋を出ようとする。
「別にいいじゃん、休みなんだし?それに....」
「それに?」
「有希が俺に惚れるようにわざとだもんね~」