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あたしの王子、俺だけの姫
第3章 進展
「有希。羨ましく思われてたね」
コータがあたしの頭をポンポンする。
「....そんなことないもん」
抱き締めてたペンギンでコータをポスポス叩いた。急なあたしの行動に文句も言わず、それに笑顔で付き合ってくれるコータってやっぱり優しい........よね?
「さて、次の場所に移動しますか?」
然り気無く腰に手を置いてエスコート。
この手馴れた感が悔しいくらいスマートなんだよね。
コータに連れていかれた場所は、初めて会ったときに行ったあのホテルだった。
「今日は、此処に泊まります」
車から降りて案内された部屋はあのときよりも広い。まだ夕方だけど、薄暗くなっていく景色が今の時点で綺麗だ。
あたしは思わず窓際まで駆け寄った。
「コータ、ここからの景色すっごく素敵だね。夜になったらまた綺麗なんだろうね~」
「気に入ってくれた?」
「もちろん!」
あたしは大きく頷いた。
コータがあたしの頭をポンポンする。
「....そんなことないもん」
抱き締めてたペンギンでコータをポスポス叩いた。急なあたしの行動に文句も言わず、それに笑顔で付き合ってくれるコータってやっぱり優しい........よね?
「さて、次の場所に移動しますか?」
然り気無く腰に手を置いてエスコート。
この手馴れた感が悔しいくらいスマートなんだよね。
コータに連れていかれた場所は、初めて会ったときに行ったあのホテルだった。
「今日は、此処に泊まります」
車から降りて案内された部屋はあのときよりも広い。まだ夕方だけど、薄暗くなっていく景色が今の時点で綺麗だ。
あたしは思わず窓際まで駆け寄った。
「コータ、ここからの景色すっごく素敵だね。夜になったらまた綺麗なんだろうね~」
「気に入ってくれた?」
「もちろん!」
あたしは大きく頷いた。