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あたしの王子、俺だけの姫
第3章 進展
「俺の周りはおれ自身よりも俺のバックヤードばかり愛している女ばかりだったよ。俺に嫌われないような態度ばかりでさ....したたかな女もいたけど、そんな女は金遣いが荒くてさ....」
コータは今まで出会ってきた女の人のことを話し出した。社長の息子も大変だってことがよくわかったよ。
コータもコータなりに辛かったんだね。
「そんなときに、有希に出会ったんだよ。一目惚れ。親父に聞いてすぐに行動した。専務にも確認した。スポーツ好きな活発な女の子だって教えてもらったよ」
え?父さん、何処まであたしのこと話してたの?いつか問い詰めてやるんだから!
「まさか、俺の声を気に入ってくれてるとは思わなかったけどな」
コータはそう言うと『チュッ』と耳にキスしてきた。