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あたしの王子、俺だけの姫
第5章 確認

柔らかい肌の部分にコータの唇が吸い付いてきた。
尖端が舌で転がされ、甘い刺激を与えられて敏感になっていくのがわかる。


昨夜も沢山触れられて、愛されたのに........
あたしの身体はいつでもコータのことを待っているかのよう。すぐに身体の中心が熱くなる。


コータの手があたしの身体に触れる度に気持ちよくて........あたしが休みの日は特に求められる。もうね、抵抗する気が失せる。
どうしてって....逃げてもすぐ捕まって、おとなしく受け入れるより激しいんだもん。


『チュポン....』
コータの唇が離れたと思ったら、反対の柔らかい肌にまた吸い付いた。


「コータ....遅刻、しちゃうよぅ....」


シャツの中であたしを堪能してるコータは聞こえない振りなのか、やめる気配がない。


「コータ....」


もぞもぞしていたコータの動きが止まる。


「ほら、起きて。コータってば!」


今だ!と思ってシャツを捲ってコータの頭を出した。


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