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翻弄の果てに
第9章 環と祥子
片手を腰にまわし、支えるように、尚も強くくちづけは続く。
環の顎が上がり、躯は反っていくのに、離さない唇。
互いの舌が濃厚に濃厚に絡まり、迫り来るアクメの波が環の躯を震わし、立っているのも覚束ない程。
息苦しい……
頭の中が白くスパークする……
このまま逝ってしまいそう……
ふと、悠太の唇が離れ、ソファーに倒れ込んだ環。
フワッと広がった環の髪を撫で、手グシのように指が頭皮を滑る。
ザワザワと全身が粟立ち、完全に環の力が抜けた。
胎内を包み込むような温かい波を感じ、環は、緩やかに浮遊するような、そんなアクメを迎えていた。
『……なに…?……素敵…逝っ…た、みたいな……』
環の顎が上がり、躯は反っていくのに、離さない唇。
互いの舌が濃厚に濃厚に絡まり、迫り来るアクメの波が環の躯を震わし、立っているのも覚束ない程。
息苦しい……
頭の中が白くスパークする……
このまま逝ってしまいそう……
ふと、悠太の唇が離れ、ソファーに倒れ込んだ環。
フワッと広がった環の髪を撫で、手グシのように指が頭皮を滑る。
ザワザワと全身が粟立ち、完全に環の力が抜けた。
胎内を包み込むような温かい波を感じ、環は、緩やかに浮遊するような、そんなアクメを迎えていた。
『……なに…?……素敵…逝っ…た、みたいな……』