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翻弄の果てに
第11章 純粋な気持ち
返信は、一週間後に来た。
祥子の何かしらの迷いが窺える日数だと、俺は思った。
(メール)
悠太さんですね?
携帯を夫が覗くことはありません。
頻繁にメールをくださることは、ご遠慮下さい。
明日、明後日は、夫が出張するため、今夜はメールしないでください。いろいろ所用がありますので。
お元気そうですね。
私も、そこそこ元気で幸せに暮らしています。
では。
先ずは、長文の返信が嬉しかった。
拒否されていないのだということだろう。
今の祥子の生活環境や、気持ち、旦那の親との関係など、知りたいことは山積みだった。
状況が許せば、一度会いたい!と、早急にメールを返した。
(メール)
ひとつだけ!
もし、明日、都合がつくなら会いたい。
連絡、待ってるから。
とにかく、祥子に会わなければと、俺は一人で焦っていた。
祥子の何かしらの迷いが窺える日数だと、俺は思った。
(メール)
悠太さんですね?
携帯を夫が覗くことはありません。
頻繁にメールをくださることは、ご遠慮下さい。
明日、明後日は、夫が出張するため、今夜はメールしないでください。いろいろ所用がありますので。
お元気そうですね。
私も、そこそこ元気で幸せに暮らしています。
では。
先ずは、長文の返信が嬉しかった。
拒否されていないのだということだろう。
今の祥子の生活環境や、気持ち、旦那の親との関係など、知りたいことは山積みだった。
状況が許せば、一度会いたい!と、早急にメールを返した。
(メール)
ひとつだけ!
もし、明日、都合がつくなら会いたい。
連絡、待ってるから。
とにかく、祥子に会わなければと、俺は一人で焦っていた。