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翻弄の果てに
第14章 悪夢
『男?!』

『もう。友達でしょ!考え過ぎよ。』

『男が…』



祥子は後悔していた。
悠太には言うべきではなかった。
こんなふうに動揺することは、察しがついたはずだった。


動揺を隠せない悠太の脳裏に、環のことが被さっている。

(環さんと未来は違う。生まれた環境も、性格も、時代も、何もかも違う。なのに、彼の頭の中は、全てが被る。

私は、困惑していた。
でも、今は、迷ってはいられない。悠太さんとしっかり話し合い、未来のこれからを見届けなければ。)

俺の知り得ない「女と母の勘」が、祥子の気持ちをざわつかせていた。


『とにかく、悠太さん、あなたは父親らしく、堂々としてくださいね。オロオロしたり、細々と詮索はやめてね、せめて未来の前ではね。』

しっかりと釘をさされたのは言うまでもない。



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