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翻弄の果てに
第15章 女。未来(みく)
力は北陸で学生時代を過ごしている。
未来は、まだ、行ったことのない北陸を見たいと言った。
そして二人は北陸へ向かう新幹線に乗り込んだ。
『初めて…』
『ん?何が?』
『新幹線。北陸。二人っきり。』
『初めて尽くしだね(笑)』
『これから、もっと初めてしたい……』
未来は顔を赤らめて言った。
力は、ドキリとしたが、未来の気持ちには気づかないふりをした。
さすがに、一線を超えてはいけない、と、わかっている。
力と未来のそれぞれの愛情の速度、方向は、少しずつズレてはいたが、目的地に近づき、二人ともテンションは上がっていった。
そして、北陸の地を踏んだ二人は、この日から離れられなくなった………………
未来は、まだ、行ったことのない北陸を見たいと言った。
そして二人は北陸へ向かう新幹線に乗り込んだ。
『初めて…』
『ん?何が?』
『新幹線。北陸。二人っきり。』
『初めて尽くしだね(笑)』
『これから、もっと初めてしたい……』
未来は顔を赤らめて言った。
力は、ドキリとしたが、未来の気持ちには気づかないふりをした。
さすがに、一線を超えてはいけない、と、わかっている。
力と未来のそれぞれの愛情の速度、方向は、少しずつズレてはいたが、目的地に近づき、二人ともテンションは上がっていった。
そして、北陸の地を踏んだ二人は、この日から離れられなくなった………………