この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
翻弄の果てに
第17章 激怒 絶望 そして再び…《祥子編》
真剣に一途に力を想う未来は、やはり悠太にそっくり…というより、同じだ。

世間じゃまだ子供の部類の未来だけど、この子はその部類とは同じに出来ない。

『そうでしょ?環さん。』

写真に語りかけても笑ってるだけの環だが、それでも祥子は続けた。

『たった二日のうちに、あの子、急に女らしくなった気がするの。男を知った体?みたいな。きっとあの子、一線を超えたのね……悠太さんには間違っても言えないわ…ねぇ環さん、私どうすべきなのかしら…お願い!私を助けて!』



翌日、悠太は無言のまま出勤していった。

未来は力とメールでもしているのか、ずっと携帯をいじっている。


『未来、力さんを送らないの?』

『うん。送らない。お別れするわけじゃないもの、必要ないわ。』

『そう…』

『買い物に行くけど、一緒に行かない?』

『留守番してるよ(笑)大丈夫よ、ママ。行ってらっしゃい。』

『じゃあ、行って来るわね……』




/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ