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翻弄の果てに
第17章 激怒 絶望 そして再び…《祥子編》
ところが、ご存知だと思いますが、弟と同級生ということ。一緒にハイキングをしたことから、あれ以来、話すこともたまにあるらしくて、自然と顔を合わせる機会が増えていきました。
帰省するたびに会うようになり、いつしか弟抜きで会うことも多くなっていきました。
彼女の家庭の秘密?自分、知ってます。すいません!
僕の顔を見た途端、いきなり大号泣で、焦りました。なにか大変なことが起きてる!と感じました。
『泣くところが無いの。ここで泣かせて!』って、しゃくりあげながら……
落ち着くまで泣かせてあげました。
『おじいちゃまとおばあちゃまの話を聞いてしまった。パパにもママにも言えない。気づかれたくない。』
そう言って、すいません…御家庭の秘密を聞いてしまったんです……
帰省するたびに会うようになり、いつしか弟抜きで会うことも多くなっていきました。
彼女の家庭の秘密?自分、知ってます。すいません!
僕の顔を見た途端、いきなり大号泣で、焦りました。なにか大変なことが起きてる!と感じました。
『泣くところが無いの。ここで泣かせて!』って、しゃくりあげながら……
落ち着くまで泣かせてあげました。
『おじいちゃまとおばあちゃまの話を聞いてしまった。パパにもママにも言えない。気づかれたくない。』
そう言って、すいません…御家庭の秘密を聞いてしまったんです……