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翻弄の果てに
第18章 激怒 絶望 そして再び…《祖父母編》
『今頃、どうしてるんでしょう。あたし、様子を見て来ようかしら。』

『やめとけ、母さん。向こうも飯の時間だろう。母さん、飯にしてくれ。』


悠太から、家族だけにしてくれと言われ、二人は二世帯住宅の二人のスペースへ戻ったのだ。

未来が居ない!と騒ぎになった時は、どっしり構えていた母だったが、今はその安定を見ることができないほど動揺している。


二人は、環の、誕生から、あの男と出会う中学生の頃までをそれぞれに思い出し、未来と重ね合わせていた。


父は冷や酒を手に、母は環の写真を胸に抱きしめ、何も言わず、どこにも動かず、やはりここでも時間が止まっていた。




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