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翻弄の果てに
第19章 荒波
『ぅわあ!凄い!!』
そう言ったきり、目をパチクリさせている未来。
分不相応だが、頑張ってよかったと悠太は思った。
風呂を堪能し、部屋食の御膳は見事だった。
『パパぁ…何から手をつければいいかわかんないよぉ…』
『あはは…好きな物から食べればいいさ(笑)』
『なあ、未来?』
『ん?何?』
『未来の旦那になる男はどんな男かなあ?』
『力さんじゃダメなの?』
『まだ解らんじゃないか。未来達はまだ若いから、これからいっぱい出会いもあるだろ?未来、パパは今日を最後に子離れだ。未来はもっと見聞を広げるんだよ。パパという足枷はもう外れるんだ。もっと伸び伸びしていいんだぞ?』
それでも力しかいないと言いたかった未来だが、『わかった、ありがとう、パパ』と、当たり障りのない返答におさめたのだった。
翌日帰宅し、和やかな生活が戻り、未来も新学期に入った。
これから、たくさんの青春を堪能するはずだった………
そう言ったきり、目をパチクリさせている未来。
分不相応だが、頑張ってよかったと悠太は思った。
風呂を堪能し、部屋食の御膳は見事だった。
『パパぁ…何から手をつければいいかわかんないよぉ…』
『あはは…好きな物から食べればいいさ(笑)』
『なあ、未来?』
『ん?何?』
『未来の旦那になる男はどんな男かなあ?』
『力さんじゃダメなの?』
『まだ解らんじゃないか。未来達はまだ若いから、これからいっぱい出会いもあるだろ?未来、パパは今日を最後に子離れだ。未来はもっと見聞を広げるんだよ。パパという足枷はもう外れるんだ。もっと伸び伸びしていいんだぞ?』
それでも力しかいないと言いたかった未来だが、『わかった、ありがとう、パパ』と、当たり障りのない返答におさめたのだった。
翌日帰宅し、和やかな生活が戻り、未来も新学期に入った。
これから、たくさんの青春を堪能するはずだった………