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翻弄の果てに
第20章 甦り
『辛かったら、お見舞いはお断りするわよ?』

『大丈夫だよ、母さん。俺はこれから幾度となく好奇の目を向けられることになるんだ。へんな同情もされてね…』

『だから…だから、母さんまで変に気を使うのはやめてくれないか?』

『力……解ったよ。』

『なあ母さん、あのミクとかいう女の子のこと、教えてくれよ。』



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『ママ…ほんとは不安……』

『無理をしてはダメよ。現実なのよ、今、未来が見聞きしてきたこと。』

『そう…現実…よね。でも、今日だけは何も言わないで。パパもおじいちゃまもおばあちゃまにも、今日は何も言われたくないの。』

『わかったわ。でも、そう長くは待てないわよ。あなたのお腹も現実なのだから。わかるわね?』

『はい。』


この日、未来は一人、部屋ですごした。
いろいろな出来事を思い出していた。



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