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翻弄の果てに
第3章 決意
『おーい!来たぞーーっ!!』
仲間だ!遠路はるばる…
『すげーいいとこじゃん!飯、持って来たぞ。』
『あ…これ…』
『そう、大屋のおっちゃんとおばちゃん。いい大屋じゃね?』
『全部くれるってよ。』
鍋、お椀、お玉、箸……
『いくらなんでも…甘え過ぎ…』
『俺達が一生懸命生きてりゃ、それが恩返しだよ、きっと。』
『えぇ…そうね…』
『まず、食おうぜ!』
豚汁、握り飯、漬物。
涙が出るほど有り難かった。
『なあ、これからどうすんだ?』
『有給あけに職場に行って、辞表出す。それから近場で仕事探すさ。』
『お前の部屋の荷物は全部持って来たけど、部屋は?』
『悪いが、後始末頼むよ。』
『わかった。で、今からと明日は?』
仲間だ!遠路はるばる…
『すげーいいとこじゃん!飯、持って来たぞ。』
『あ…これ…』
『そう、大屋のおっちゃんとおばちゃん。いい大屋じゃね?』
『全部くれるってよ。』
鍋、お椀、お玉、箸……
『いくらなんでも…甘え過ぎ…』
『俺達が一生懸命生きてりゃ、それが恩返しだよ、きっと。』
『えぇ…そうね…』
『まず、食おうぜ!』
豚汁、握り飯、漬物。
涙が出るほど有り難かった。
『なあ、これからどうすんだ?』
『有給あけに職場に行って、辞表出す。それから近場で仕事探すさ。』
『お前の部屋の荷物は全部持って来たけど、部屋は?』
『悪いが、後始末頼むよ。』
『わかった。で、今からと明日は?』