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翻弄の果てに
第22章 翻弄の果てに
『俺が環にショックを受けた部屋があった所だよ。』

『マンション建設予定地……』

あられもない姿で、奴の意のままにするしかなかった環は、ここで自慰を晒し、蜜液を溢れ出させた。俺はたまらなく悔しかったが、その妖艶な環の姿に勃起してしまい、ついにそこから飛び出した。脳裏に焼き付いたその光景に、奴に対して強烈な敵意を燃やし、誤った道へ突き進んだのだった……


『時間は流れたんだな……』

『えぇ…』



『奴との結婚生活をしていた、そして、連れ出した所。』


『ハローワーク。ここで環を見つけ、その夜のうちに俺と環はある場所へと向かった。』

『さあ、行こう!車に乗って。』

『はい。』

祥子は、この旅は悠太の締め括りの旅なのだ、と、理解した。




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