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第22章 翻弄の果てに

祥子のバッグからソーイングセットの赤い糸を取り出した。

胸の帯を解き、脚の帯を解いた。
バスタオルを厚く折り重ね尻の下に敷く。
足の親指同士を赤い木綿糸で括る。

手首を帯で括り、二本の帯を繋げて欄間の飾り穴に通し、固定した。

ピンと伸びた祥子は、明かりに照らされ、その裸体を晒す。

いやいやと頭を激しく左右に振るが、お構い無しだ。

乳房を強く掴む。

祥子は酷く痛そうな表情で、
『んーっ、んーっ！』
呻き声を漏らす。

やわやわと優しく揉んでやる。
恍惚の表情に変わる。

もじもじは、次第に腰を跳ねらせるようになった。

秘部はしとどに溢れかえり、洪水となっているだろう。

衣を纏わない、さらけ出された乳首を弾く。ピン！ピン！と速い速度で何度も何度も。

腰や腹が跳ねる。止まることを忘れたように、もんどりうって跳ね続けた。


閉じた脚がもどかしいのか、両足が揃ったままジタバタしている。

弾く手を足首に置き換えた。