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甘やかな縄
第1章 知ってしまった
 六郎は正直、驚いていた。


(うそだろ、岡山って。近くじゃん。う〜ん、明日か明後日かぁ。泊まりになるかなぁ、向こう次第やけど。)


「あら、近いですね。
じゃあ、明日でどうですか?それと、会うのだったら、携帯の番号を交換しませんか?
会う前に、お話もしたいのでね。」


 まだ、無理かなぁと思いながら、送信していた。

 美由紀は掃除をしていた手を休め、携帯を開いた。


(えっ、明日!そうね、早く会いたいし。番号どうしよう。私も、ロクさんと話してみたいかも、、。)


 美由紀は、唇を噛み、少し考える風に小首を傾げた。


「明日ですね。
わかりました。
時間は、夕方になると思います。
携帯の番号ですか?良いですよ。
私のが090ー※※※※ー※※※※です。」


 とだけ返信した。


(えっ、これってOKてことなんだ。びっくりだな。どうするかな。)


 六郎はまだ、半信半疑でいたが、


「ありがとう、夢。
私の番号を、

080ー※※※※ー※※※※

だよ。
あと、今夜も調教が欲しいかね?
牝犬、夢。」


(これで、いいな。多分、今夜はあかんかな?)


 駄目元だしな、と思いながら、送信した。


 美由紀は、最後の牝犬、という言葉に、反応している自分に驚きながら、


「今夜は、ちょっとわかりません。

大丈夫なようなら、連絡します。

明日、楽しみにしています。」


(やだ、これじゃまってるみたい。でも、いいかな。牝犬かぁ。なんか嬉しい。変よね。)


 一瞬、ためらったが、送信していた。
 そのまま携帯を置き、美由紀は掃除をはじめた。

 六郎は、返信を見ながら明日用意するものを考えていた。


(ありゃ、やっぱり今夜は無理か。明日、会う前に電話するとして。夢は経験がないっていってたなぁ。麻縄と、バイブ、ピンクローターはいるなぁ。ロウソクと鞭はどうするかなぁ!)


 一つ一つ、確かめながら道具の準備をはじめた。

 掃除を済ませ、軽い昼食をとりながら、明日何を着ようかあれこれと美由紀は思案していた。


(う〜ん、迷っちゃうなぁ。下着は白かな。スカートはブラウンかなぁ。でも、上はキャミって派手よね。どうしようかなぁ。)


 自分の衣装タンスの前であれこれと、比べていた。
 保育園に迎えに行く時間になり、渋々という感じで立ち上がった。
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