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甘やかな縄
第2章 蛹化(ようか)
 エレベーターを三階で降り、ルームナンバーの点滅する部屋の扉を開け中に入った。
 部屋に入ると、もう一つドアがあり中に入った。
 美由紀は部屋の中を見た瞬間、


(えっ、なに、これ?鏡?うそでしょ。)


「ロクさん、これ鏡ですか?いっぱい鏡がありますね。」


「うん、夢の好きな鏡のある部屋を選んだんだ。嫌いだったかい?」


(ちょっと、やり過ぎたかな?でも、拒否はしてないなぁ。)


「いえ、あの、ビックリしちゃって。普通の部屋かなって思ってたから。」


(どうしよう、帰るって言ったら怒るかなぁ。でも、鏡以外は感じ悪くないし。)


 六郎は荷物をガラステーブルに置き、ソファに座った。
 仕方なく美由紀も横に腰掛けた。


「あの、その荷物はなんですか?いっぱい入ってるみたいだから。」


「気になるかね。夢が後でお世話になるものさ。バイブやローター、諸々ね。あぁ、大事なことを忘れていたよ。調教はあった時から始まっているってね。」


「えっ、じゃぁ、もう始まってるんですか?」


(うそでしょ、まだ、なにもされてないわよ。)


「そうだよ。まっ、夢が初めてだから具体的にはこれからだからね。一つだけいやな時はノーって言いな。ところでセクシーな衣装だね、夢。」


「えっ、そんな、んっ、、」


 後は、言えなかった。
 美由紀の唇が唇で塞がれ、貪り合うように舌と舌が触れ合い絡み合った。
 六郎は左手を背中に回し美由紀を引き寄せ、右手はむきだしの膝を軽く撫でるようにして太腿へ這わせた。
 一瞬、美由紀の動きが止まったが、今度は六郎の手を止めなかった。


(ありゃ、今度は抵抗せえへんなぁ。やっぱ外やったからかな。)


(あっ、手が腿にきちゃう。どうしよう、ここまできたら様子みようかな?)


 美由紀は開き直ったような感覚だった。
 そして唇を放し、美由紀の首筋からうなじに唇を這わせながら、右手は太腿からヒップへゆっくりと撫でるように触れていった。


「夢は感じやすい、いい身体をしているね。どんな風になるか楽しみだよ、夢。」


「あふっ、そんなことは、ないです。んっ」


 六郎は唇を身体から放し、美由紀の耳に囁きながら右手をヒップから内腿、そして軽く布地の上からクリトリスに触れ弾いた。
 美由紀の身体がビクンとなり、中がジワッと染み出すのを感じた。
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