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甘やかな縄
第2章 蛹化(ようか)
 美由紀の両手を縛り、乳房の上を通し背中で縄をクロスさせ、乳房の下を通すついでに袖なしのシャツのすそを捲りあげ、白いブラジャーを露出させた。


「あっ、いや、」


 美由紀は小さく抗議の声を上げたが、六郎の邪魔はしなかった。


「いやって、言いながら縛られたいんだね、夢。形の良いオッパイをしているねえ、先が楽しみだよ。」


(ふうん、良い身体をしてるなぁ。縛りをいやがってないなあ。本物に近いかな?)


 乳房の下に縄を這わせ背中で縛り、首から乳房の真ん中に縄を垂らし、乳房の上と下の縄に縛り、脇の上下四ヶ所を短い縄で縛り高手後手に縛った。


「鏡を見なよ夢、綺麗だよ。でも、これだけじゃ面白くないからね。それに、夢はきらいじゃないね、縄が。面白いなぁ。」


 美由紀は羞恥と悔しさに唇を噛んだ。


(な、なんで縄が好きだなんて、でも、嫌いじゃないわ。でもなんで、わかるの?)


「夢、まだ完全じゃないからね。下を縛るから、いやならノーで言うんだよ。」


「えっ、下?下って!?」


(ふふ、驚いてるが、拒否はしてないな。面白いな、夢は。)


(し、下って、このまま縛るの?まさか、淫らしい、けど、)


 六郎がスカートの裾を捲り腰に縄を巻きはじめると、


「きゃっ、やっ、恥ずかしい、、」


「恥ずかしいかい?これから、もっと恥ずかしくなるよ。」


 六郎が耳元でささやくように、言葉で嬲った。


(ふふ、恥ずかしいって、でも拒否もしないし、やりやすいように身体を浮かしてるな。面白いわ。)


 縄をへその前で縛り、余った部分を下に下げ結び目を適当な感覚を明け、五つ作り股下に添わせくぐらせ、尻の上で腰縄と繋げ縛った。


(な、なんか、微妙に当たってる。こ、これって、まさか?)


「あ、あの、なんかちょっと微妙なんですけど、縄のゴリゴリがの位置が、、」


「うん、微妙な場所に当たるようになってる。縄フンドシっていうんだ。まだもう少し、調整があるけどね。夢の好きな淫らしい調整がね。」


(さあ、この娘はどうするんかな?仕上げた後にビックリするで!)


「ちょ、調整って、なんなの?教えて下さる!」


 六郎は、美由紀の質問には答えず、縄フンドシを乳房の下側と背中の横縄を繋いだ。


「いや、いやぁ、、」


 美由紀は羞恥から、悲鳴をあげた。
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