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甘やかな縄
第1章 知ってしまった
明け方近くに帰ってきたらしく、和樹はまだ酒の匂いをさせていた。
「パパ、お酒くさあい。」
香織が顔をしかめた。
、
「香織ちゃん、パパにそんなこと言っちゃだめよ。パパ、お仕事だったんよ。さぁ、いきましょうか。」
美由紀がそういうと香織も保育園のバッグをかけ、美由紀の後を追いかけた。
いつも通り、保育園に娘を預け、普段なら真っすぐ帰るのだが、この日は途中の喫茶店にはいった。
モーニングを頼み例のサイトを開いた。
ブログのそのページにコメントが書かれていた。
「こんばんは、夢さん。
あらら、経験してみたいんだ。
いけないなぁ、本気にしちゃうよ。
虐めたくなっちゃうなぁ。」
(えっ、うそっ!キモい!)
すぐに携帯を閉じた。
しかし、虐めたくなっちゃうという言葉が呪文のように美由紀の思考を絡めとりはじめた。
怖い物見たさか、もう一度、美由紀は携帯を開いた。
そして、
「おはようございます。
どんな風に調教されるのか、少し、教えていただけますか??」
どうしようかと迷ったが、これだけを送信した。
(変よ、こんなんじゃ、余計に知りたがってるみたいじゃない。でも、確かめたいし。)
すぐにコメントが返されていた。
「あら、具体的にねぇ。例えば、裸で目隠しをして手錠をかけて足を閉じられないように足首を縛って、放置する。
後は、その時しだいかなぁ。
その女性の好みもあるしね。
こんなこと書いたら夢さんは引くかなぁ。」
コメントを見たとたん、美由紀の中の何かが外れた。
(うそっ、そのまま放置なんて、、いやよ、かまってくれなきゃ、、なっ、何を考えてるの!けど、、、。)
「そのまま、放置はいやです。
なんとかして下さい。
あっ、ごめんなさい。
ちょっと、混乱しちゃって。」
コメントを送信して、そうそうに喫茶店を出て、家に帰った。
和樹はすでに出かけて、誰もいなかった。
テーブルに「今夜は帰れないから。」と、メモだけがあった。
(また、女のところかな。いやだいやだ、私が不感症だから!そんなの許せない。)
美由紀は心の中で叫んでいた。
携帯を開き、さっきのコメントに返事があった。
「あらら、なんとかって、なんかして欲しいのかな、夢さん。」
(えっ、でも、嬉しい。なんでかな?)
「パパ、お酒くさあい。」
香織が顔をしかめた。
、
「香織ちゃん、パパにそんなこと言っちゃだめよ。パパ、お仕事だったんよ。さぁ、いきましょうか。」
美由紀がそういうと香織も保育園のバッグをかけ、美由紀の後を追いかけた。
いつも通り、保育園に娘を預け、普段なら真っすぐ帰るのだが、この日は途中の喫茶店にはいった。
モーニングを頼み例のサイトを開いた。
ブログのそのページにコメントが書かれていた。
「こんばんは、夢さん。
あらら、経験してみたいんだ。
いけないなぁ、本気にしちゃうよ。
虐めたくなっちゃうなぁ。」
(えっ、うそっ!キモい!)
すぐに携帯を閉じた。
しかし、虐めたくなっちゃうという言葉が呪文のように美由紀の思考を絡めとりはじめた。
怖い物見たさか、もう一度、美由紀は携帯を開いた。
そして、
「おはようございます。
どんな風に調教されるのか、少し、教えていただけますか??」
どうしようかと迷ったが、これだけを送信した。
(変よ、こんなんじゃ、余計に知りたがってるみたいじゃない。でも、確かめたいし。)
すぐにコメントが返されていた。
「あら、具体的にねぇ。例えば、裸で目隠しをして手錠をかけて足を閉じられないように足首を縛って、放置する。
後は、その時しだいかなぁ。
その女性の好みもあるしね。
こんなこと書いたら夢さんは引くかなぁ。」
コメントを見たとたん、美由紀の中の何かが外れた。
(うそっ、そのまま放置なんて、、いやよ、かまってくれなきゃ、、なっ、何を考えてるの!けど、、、。)
「そのまま、放置はいやです。
なんとかして下さい。
あっ、ごめんなさい。
ちょっと、混乱しちゃって。」
コメントを送信して、そうそうに喫茶店を出て、家に帰った。
和樹はすでに出かけて、誰もいなかった。
テーブルに「今夜は帰れないから。」と、メモだけがあった。
(また、女のところかな。いやだいやだ、私が不感症だから!そんなの許せない。)
美由紀は心の中で叫んでいた。
携帯を開き、さっきのコメントに返事があった。
「あらら、なんとかって、なんかして欲しいのかな、夢さん。」
(えっ、でも、嬉しい。なんでかな?)