この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
short story
第11章 遥斗先輩とみなみちゃん 前編/ haruto
押し出されるようホームに降りるとみなみちゃんはクタクタになっている。
「凄かったな」
「・・・ですね」
「マジでこれ毎日乗ってる奴ら尊敬するよ」
なんとなく二人で改札に向かう。
階段を降りる時、みなみちゃんの胸が揺れているのが気になった。
「・・・名前は?」
「一ノ瀬です」
「下の名前」
「みなみ・・・」
この間寝られてしまったことが若干面白くもなく、本当は知ってる癖に白々しく名前を聞いてみる。
さも知らないように、大して興味なんてなかったように。
・・・どこまでも俺は上からでいたいのだろうか。
みなみちゃんとは帰り道も一緒だった。
大した会話もなく、でもみなみちゃんに歩調を合わせ二人並んで歩いていると・・・
「クシュン」
みなみちゃんがくしゃみをした。
その瞬間、パツン!と何かが彼女の胸から勢い良く飛び出した。
「それ」が何かに気づいて思わず絶句。
それはなんとシャツのボタンだった・・・
巨乳の子のボタンがくしゃみで飛ぶなんて都市伝説かと思ってた。
コントみたいな出来事が信じられず呆然としてしまう。
でも視線はパックリ開いた隙間に見える深い谷間と、白地にピンクの刺繍が綺麗なブラジャーに釘付けだ。
固まる俺にみなみちゃんも自分を見て・・・気づいた瞬間パニクりだす。
その姿が余りにも滑稽で、逆に俺が冷静になった。
その時、前から通り過ぎた学生がみなみちゃんの谷間を凝視して行った。
その視線に気づいた俺は・・・
「見えてる」
「えっ・・・えっ!?」
みなみちゃんを引き寄せ抱きしめた。
みなみちゃんは柔らかくて抱き心地が凄く良かった。
「せせせ先輩!?」
「胸の谷間とか丸見えだし」
「!!!!」
髪の毛からもいい匂いがフワリとする。
この子ヤバイかも・・・そんな事を思っているとグッとみなみちゃんが力を入れて俺を剥がそうとした。
離れたくなくて反射的に腕に力を入れてしまう。
「ちょっ・・・」
みなみちゃんは離れようと必死で、俺は離したくなくて必死だった。
・・・抱きしめて嫌がられた事なんて今までなかったから怖かったのかもしれない。
「やめてください!」
最後、凄い力で俺を押し退けみなみちゃんが俺を見る。
「皆が皆山下ガールズだと思わないで!」
「凄かったな」
「・・・ですね」
「マジでこれ毎日乗ってる奴ら尊敬するよ」
なんとなく二人で改札に向かう。
階段を降りる時、みなみちゃんの胸が揺れているのが気になった。
「・・・名前は?」
「一ノ瀬です」
「下の名前」
「みなみ・・・」
この間寝られてしまったことが若干面白くもなく、本当は知ってる癖に白々しく名前を聞いてみる。
さも知らないように、大して興味なんてなかったように。
・・・どこまでも俺は上からでいたいのだろうか。
みなみちゃんとは帰り道も一緒だった。
大した会話もなく、でもみなみちゃんに歩調を合わせ二人並んで歩いていると・・・
「クシュン」
みなみちゃんがくしゃみをした。
その瞬間、パツン!と何かが彼女の胸から勢い良く飛び出した。
「それ」が何かに気づいて思わず絶句。
それはなんとシャツのボタンだった・・・
巨乳の子のボタンがくしゃみで飛ぶなんて都市伝説かと思ってた。
コントみたいな出来事が信じられず呆然としてしまう。
でも視線はパックリ開いた隙間に見える深い谷間と、白地にピンクの刺繍が綺麗なブラジャーに釘付けだ。
固まる俺にみなみちゃんも自分を見て・・・気づいた瞬間パニクりだす。
その姿が余りにも滑稽で、逆に俺が冷静になった。
その時、前から通り過ぎた学生がみなみちゃんの谷間を凝視して行った。
その視線に気づいた俺は・・・
「見えてる」
「えっ・・・えっ!?」
みなみちゃんを引き寄せ抱きしめた。
みなみちゃんは柔らかくて抱き心地が凄く良かった。
「せせせ先輩!?」
「胸の谷間とか丸見えだし」
「!!!!」
髪の毛からもいい匂いがフワリとする。
この子ヤバイかも・・・そんな事を思っているとグッとみなみちゃんが力を入れて俺を剥がそうとした。
離れたくなくて反射的に腕に力を入れてしまう。
「ちょっ・・・」
みなみちゃんは離れようと必死で、俺は離したくなくて必死だった。
・・・抱きしめて嫌がられた事なんて今までなかったから怖かったのかもしれない。
「やめてください!」
最後、凄い力で俺を押し退けみなみちゃんが俺を見る。
「皆が皆山下ガールズだと思わないで!」