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short story
第11章 遥斗先輩とみなみちゃん 前編/ haruto
待ちに待った火曜日、待ち合わせ場所の裏庭に向かう途中遠藤に会った。


「ハルくんじゃん」


「だからその呼び方・・・キモイから」


「ハルくん今度一緒にナンパしに行こうぜ」


「行かない」


「何で!?俺とハルくんが組めば最強無敵だと思わねえ?」


「思わない!一人で行けよ」


「釣れないなぁ・・・」


遠藤はつまらなそうに歩いて行く。
こんな方から来ることを不思議に思いながら頭はすぐみなみちゃんに切り替わった。

「みなみちゃん」


「先輩・・・」


みなみちゃんは驚いた顔をして、でもすぐに笑顔を見せる。



「ごめん遅くなって」


「ううん・・・それより今日ミニテストしたらね、・・・じゃーん!」


「おお・・・80点!頑張ったじゃん」


「先輩が教えてくれたから」


80点を掲げて嬉しそうなみなみちゃんの頭を撫でると更に嬉しそうな顔になる。


「じゃあ今日も頑張るぞ!」


「オーッ!」


謎のノリでみなみちゃんと歩いていると、校庭の隅にサッカーボールが転がってるのに気づいた。



「・・・ったく、ちゃんとしとけよ」


ボールを拾うが部員がいないことを考えると今日は遠征なんだと思う。
クラブハウスには鍵が掛かっているはずだ。
どうしようかと考えているとみなみちゃんの目が輝いた。


「先輩、リフティング見せてください」


「リフティング・・・いいけど・・・」


軽い気持ちでリフティングを始めると、どんどんみなみちゃんの目が輝いて喜んでくれる。


「凄い・・・凄い凄い!」


「凄くねーよ、普通だよ。こんなの小学生でもできるし」


「でも先輩カッコイイ!」


カッコイイ・・・その言葉に調子づき、もっとカッコイイとこを見せようとトリッキーな技も入れてリフティングを続けた。


もうみなみちゃんは大喜びだ。
これくらいで喜んでもらえるなら正直安いもんで・・・


「先輩!みなみもやってみたい!」


「えっ・・・」


その言葉にボールがティン・・・と地面に弾む。
みなみちゃんの短いスカートを思わずガン見。


リフティングなんかしたらどうなるか・・・ドキドキしながら言葉が詰まる。






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