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short story
第11章 遥斗先輩とみなみちゃん 前編/ haruto
でも・・・


「・・・してみる?」


結局エロ心には勝てなかった。
転がったボールを渡すとみなみちゃんが膝で蹴り上げる。


その瞬間、シャツから透けた水色とお揃いと思われる水色が早くも目に焼き付いた。


両足で一度ずつが限度のようで、すぐにボールは地に弾む。
ボールを拾う後ろ姿の際どいラインにもそそられた。


みなみちゃんは短いリフティングを何度も繰り返し・・・


「難しい・・・」


「ボールは真っ直ぐ、余り回転させないように」


「回転させないように・・・?」


それからも勢いよくやってみたり、ソロリソロリとやってみたりみなみちゃんなりに試行錯誤しているようだ。
その度に惜しげもなく水色の布を見せてくれた。
スカートの中だけじゃない、胸だって揺れている。


「んー・・・やっぱ難しい・・・やっぱり先輩凄いですよ」


目が乾くくらい瞬きも忘れ、水色と揺れに真剣な俺にさすがのみなみちゃんも何か気づいたようだ。


「先輩・・・目が充血してますよ」


「・・・・・・・・・」


それから俺の視線を辿って自分のスカートに行き着くと・・・


「エッチ!」


「・・・不可抗力だって」


「み、見てたんですね!」


「見えちゃったんだよ!」


「なら黙ってないで教えてくれればいいじゃないですか!」


「パンツ見えてるぞって?」


「パ・・・もうっ!」


今更スカートを抑える仕草に萌え、怒るみなみちゃんにもキュンキュンして・・・・でもこの空気、何か俺たちいい感じな気がする。
思い上がりかもしれないけどみなみちゃんも俺を好きになってきてるんじゃないだろうか。


それからクラブハウスの前にボールを置いて図書館に向かった。


「みなみちゃん海とか行かないの?」


「海は行かないけど今度クラスの子たちとプールに行くんです」


「へー、女子ばっかで?」


「ううん、男の子も・・・半々くらい」


「・・・・・・・・・」


プール・・・水着・・・
想像したら面白くない。



「先輩は?海行きました?」


「行かねー」


「山下ガールズと遊んだり?」


「してない。みなみちゃんとしか会ってねーし」


「・・・ふーん」


俺の機嫌はみなみちゃんの言葉一つだ。
情けないくらい翻弄されてる自分にも気づかないくらい俺はのめり込んでいた。

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