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short story
第12章 遥斗先輩とみなみちゃん 中編 / haruto
「・・・あんな格好するなよ」


「男の人はああいうのが好きなんじゃないの?」


「みなみにはして欲しくない」


「・・・似合わないとか思ってる?」


「いや、純粋にみなみにはして欲しくないだけだから」


それは俺の本音だ。
下着を不特定多数に見せる意味なんてないと思うしみなみにはそんな痴女にはなって欲しくない。


「でも・・・何気に見てたよね。それに昔の遥斗の好みって気がする」


みなみはなかなか鋭いところを突いてくる。
確かにあんな格好をしてたら目が行ってしまうし昔はあんなエロい女が好きだった。
それは否定できないが・・・


「昔は昔、今は今」


「む、ムラムラしたりしない?」


「ムラムラ・・・はしないかな」


今は目で追ってしまってもそんな女にどこかで引いてしまう部分がある。
特に彼氏の立場で考えればあの格好は有り得ないと思ってしまう。
勝手だけど・・・


「あのあんまり喋らなかった人・・・ジーンズから見えてるの下着だよね?」


「だろうな」


「何か紐・・・だったよね」


みなみは服の上から自分の下半身を見ている。



「・・・もう一度言うけど、みなみにはああいうのは着て欲しくないからな」


「みなみの下着子どもっぽくない?」


「比べるな!」


アレと比較して感化されては困る。
男としては嫌いじゃないけど彼女には絶対して欲しくない格好だし、紐みたいなTバックだってみなみには穿いて欲しくない。


みなみは何故か下着にこだわっていたけれど次第に会話も逸れて行き・・・
それからしばらくウダウダして店を出た。
帰り道、みなみから指を絡めてきてちょっとドキドキしてしまう。


「遥斗んち行っていい?」


「いいけど・・・あんま時間ねーぞ」


「うん、いいの。ベタベタしたいだけだから」


「・・・・・・・・・」


可愛すぎるだろっ!!


それからウチに寄ってみなみとイチャイチャベタベタした。
いつもよりみなみの甘ったれ度も高く、可愛いみなみに俺も満たされ時間の速さに泣く泣く家を出る。


「花火大会でもうすぐ一年だね」


「早いよな・・・今年は二人だけで見ような」


「去年だって二人で行ったはずだよね」


ふふっとみなみが笑った。









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