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short story
第13章 遥斗先輩とみなみちゃん 後編 / haruto
「えっ?大丈夫?」


看護師が俺を見て確認を取る。


「はい!是非!!」


浮気を疑われたくない俺は力一杯答える。
すると看護師は苦笑いしてみなみにタオルを渡し、病室を出て行った。


「・・・・・・・・・」


二人きりになってもみなみは何も言わない。
横目でみなみを窺うと売店で買ってきたのだろう、ペットボトルのレジ袋を持って何か言いたげに佇んでいる。


「・・・違うから」


「まだ何も言ってませんけど」


「・・・・・・・・・」


墓穴を掘った感否めず。
でもいきなり「裸エプロンのみなみとエッチする夢で勃ちました」と言うのもな。
変態みたいだし言い訳がましいし・・・


悶々してると悲しそうにみなみが口を開いた。


「やっぱり遥斗もナースとか好きなんだ・・・」


ほらやっぱ誤解キタ!


「いやいや、違うから!」


「でも・・・」


チラッと「俺」を見るみなみ。


「これは何だ、そうじゃなくて・・・」


「白衣にムラムラしちゃったんでしょ」


「ち、違う!」


「・・・体拭かれてそんなになってるのに?」


「だから違う!!あの・・・何つーか・・・夢でみなみが裸エプロンで・・・エッチな事を・・・」


言いにくいながらそこまで言うとみなみが叫ぶ。


「やだ変態!!」


「でもしょうがないだろ!?裸エプロンのみなみがすっげーエロ可愛かったんだから!」


「だからって何で裸エプロン?」


みなみが椅子の上に荷物を置いた。


「・・・その夢本当?」


「本当」


複雑そうな顔をして、みなみが寝間着のズボンに手をかける。
そして昂りに引っ掛けながら下着共々一気に下ろした。


「いきなり!?」


「だって・・・綺麗にするんでしょ?」


剥き出しにされた下半身を恥ずかしく思いながらされるがまま綺麗に拭かれる。


「やっぱりこういう患者さんは抜いてくれるのかな?」


「いやー・・・ないと思う」


あの淡々とした対応を思い出した。


「遥斗カッコイイからサービスされちゃうんじゃない?」


不安の裏には嫉妬が見え隠れしている。
それがみなみの愛を表していて嬉しく思った。


「無いって」


キュンキュンしたら下半身まで痛い。
でもみなみは「俺」を綺麗にしてくれない。
一通り足を拭き終えたみなみが俺を覗いた。





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