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short story
第13章 遥斗先輩とみなみちゃん 後編 / haruto
みなみとの毎日が楽しくて、兄さんとの一件はあの日から置いてきぼりのままだった。
いや、現実逃避だったのかもしれない・・・
これでいいわけないと思いながら変わらないみなみとの関係に安堵し、結果うやむやにしていた。
数日とは言え入院までした俺にとってあの人は脅威だったから。
「・・・・・・・・・」
「遥斗?」
急に黙り込んだ俺をみなみが覗く。
「どうしたの?」
「別に・・・みなみがすごく可愛いかったなって・・・あと気持ち良かったからもう一回とか・・・」
「も、もうダメ~」
みなみは背中を向け隠れるようにベッドに潜る。
肩や背中に散らした華が肌の白さを引き立てて、また俺を誘っていた。
「何で?俺みなみとなら何度でもできるけど?」
「・・・みなみはもう無理」
背中から抱きしめて首筋を愛撫する。
「どうして?」
「これ以上気持ち良くなったらおかしくなっちゃう」
「・・・・・・・・・」
そんな事言われたら「おかしくなる」ほど愛したくなってしまう。
みなみの兄さんがまたどこかに飛んで行って、目の前のみなみに既に夢中だ。
「それ誘ってんの?」
「誘ってない・・・んっ」
「・・・誘ってるだろ」
震えるみなみの首筋に容赦なくキスを落とす。
首筋の甘い匂いが男の本能を刺激して、愛撫もそこそこに後ろから侵入する。
何度も交わったみなみのナカはトロトロで、すんなりと俺を受け入れてくれた。
「遥斗・・・」
「何?」
掠れる声でみなみが呼ぶ。
「もうみなみ遥斗が居なきゃ生きていけない・・・だから離れないでね・・・」
「・・・・・・・・・」
「離れない・・・でっ・・・!」
後ろの体勢から寝転びみなみを上に。
腰を掴み下から強く打ちつけると声にならない声でみなみが鳴いた。
・・・狂わせたい。
狂わせて本当に俺が居なきゃ生きていけないようにしてしまいたい。
高校時代、セックスすればみなみは俺のものになると思ってた。
確かにみなみは俺のもので、こんなにも好きで居てくれるけど人間とは強欲なものだ。
今はみなみの人生丸ごと欲しい。
いや、現実逃避だったのかもしれない・・・
これでいいわけないと思いながら変わらないみなみとの関係に安堵し、結果うやむやにしていた。
数日とは言え入院までした俺にとってあの人は脅威だったから。
「・・・・・・・・・」
「遥斗?」
急に黙り込んだ俺をみなみが覗く。
「どうしたの?」
「別に・・・みなみがすごく可愛いかったなって・・・あと気持ち良かったからもう一回とか・・・」
「も、もうダメ~」
みなみは背中を向け隠れるようにベッドに潜る。
肩や背中に散らした華が肌の白さを引き立てて、また俺を誘っていた。
「何で?俺みなみとなら何度でもできるけど?」
「・・・みなみはもう無理」
背中から抱きしめて首筋を愛撫する。
「どうして?」
「これ以上気持ち良くなったらおかしくなっちゃう」
「・・・・・・・・・」
そんな事言われたら「おかしくなる」ほど愛したくなってしまう。
みなみの兄さんがまたどこかに飛んで行って、目の前のみなみに既に夢中だ。
「それ誘ってんの?」
「誘ってない・・・んっ」
「・・・誘ってるだろ」
震えるみなみの首筋に容赦なくキスを落とす。
首筋の甘い匂いが男の本能を刺激して、愛撫もそこそこに後ろから侵入する。
何度も交わったみなみのナカはトロトロで、すんなりと俺を受け入れてくれた。
「遥斗・・・」
「何?」
掠れる声でみなみが呼ぶ。
「もうみなみ遥斗が居なきゃ生きていけない・・・だから離れないでね・・・」
「・・・・・・・・・」
「離れない・・・でっ・・・!」
後ろの体勢から寝転びみなみを上に。
腰を掴み下から強く打ちつけると声にならない声でみなみが鳴いた。
・・・狂わせたい。
狂わせて本当に俺が居なきゃ生きていけないようにしてしまいたい。
高校時代、セックスすればみなみは俺のものになると思ってた。
確かにみなみは俺のもので、こんなにも好きで居てくれるけど人間とは強欲なものだ。
今はみなみの人生丸ごと欲しい。